祝!国宝御影堂落慶!!と木魚体験の"知恩院"へ。
除夜の鐘や、国内最大級の木造建築・国宝『三門』が(も!)素晴らしい、浄土宗大本山"知恩院"を参拝いたしました。
8年がかりの大事業"平成の大修理"を終えた、御影堂(みえいどう)を参拝したかったのです!!
御影堂落慶法要記念行事は、令和2年4月13日から10月25日まで。
ぎりぎり滑り込めました~。
堂内は読経が行われており、気持ちが落ち着いてきます。御影堂といえば・・・
京都の社寺には七不思議が多く残っていますが(清水寺・上賀茂神社・下鴨神社などなど)、知恩院の七不思議が一番知られていて、
その中でも『忘れ傘』が一番有名なのではないかな(お菓子になっているくらいだし)と思います。
名大工・左甚五郎が魔除けに置いて行った or 御影堂を建てるので追い出された白狐が、新しい住処を与えてくれたことに感謝して「これからは知恩院を守る!」と置いていたもの、という説が残っているそうです。
(置いて行ったのなら『忘れ』ではないよね??と私は思ってしまうのですが、火災除けのご利益があるそうです。なるほど!!)
御影堂の手前、左手に阿弥陀堂があります。
私の生まれ年の守り本尊さまである阿弥陀如来さまをお慕いしているのですが、こちらの阿弥陀さまは、おそばで拝めるし、とてもやさしいお顔で大好きなんです。
そして!!
現在『木魚念仏体験とおはなし』という10分くらいの体験をされています(無料です)!!
9時30分から15時30分までの間、随時開催~何名か集まったら始まる、という感じです。
私は途中から入らせていただいたので、2つの法話を聴くことができました。
浄土宗を開かれた法然上人は、『南無阿弥陀仏』をとなえれば、極楽浄土にいけますよ、とやさしい言葉で説かれたお方。
木魚をたたきながら(だいたいテンポ100くらいです)、一心に南無阿弥陀仏を唱えました。
念仏の時間は5分間だったそうですが、あっという間・・無心だったのですかねぇ。
吹き抜ける風がさわやかで、たまにこういう時間があってもいいなあ、と思いました。
是非、訪ねて頂きたいと思います。
国宝御影堂落慶記念の限定御朱印(書置きでの授与。7月17日から授与~なくなり次第終了。10/12はまだあります)と、近く(東山三条寄り)の京都知恩院前郵便局の風景印をご紹介します。
美しい~。感動です。
私も3つ、知恩院の不思議(?)を見つけました。中央の"お経が流れる自動販売機"。前を通っても流れますが、購入すると・・・大合唱です
。
御影堂から友禅苑方面へ下りていくところに建つ碑。『念ずれば 花ひらく』
とても好きな碑んですが、この日は、花いらん、に読めてしまって焦りました。
前出の本家七不思議の『忘れ傘』。かなり丁寧に案内されているのに、一度も見られたことがありません。
う~ん、不思議でもなんでもないですね。紅葉の季節、ライトアップも開催されるようですし、またお参りさせていただきたいと思います!!
ちなみに鴬張りの廊下(御影堂から小方丈へ)
白木の棺(三門の楼上)
忘れ傘
抜け雀(大方丈の襖絵)
三方正面真向の猫(大方丈の杉戸絵)
大杓子(大方丈廊下の上)
瓜生石(黒門への登り口)の七つです。
浄土宗大本山知恩院
京都市東山区林下町400
075-531-2111(代表)
参拝時間 9時から16時
アクセス 阪急電鉄河原町駅より徒歩12分ほど、または京都市バス46号201号203号系統で知恩院前停留所下車徒歩5分。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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