大阪天満宮を深く知る【1】~天満天神MAIDO屋の天満天神七不思議巡り
少し前のお話しをします。4月が始まった頃、大阪天満宮に行きました。今から数回に分けて記事にすることは今のところ江戸時代から変わっていないことのようです。桜など移りゆく変化を楽しむのも良し、期間限定も良し。ですが、ずーっと皆で守り続けているものを見るのもまた楽しいことです。
で、大阪天満宮は阪急沿線?!と思いましたが、大阪梅田駅から歩いて30分程度なら沿線ですね。東梅田まで歩いて地下鉄谷町線に乗って南森町駅で降りてもいいし、北新地まで歩いてJR東西線に乗って大阪天満宮駅で降りてもいいです。京都方面からですと淡路駅で降りて千里線「天下茶屋」行に乗り(途中で地下鉄堺筋線に入ります)南森町駅で降りてもいいんですよね。
前置きが長くなりましたが、大阪天満宮。昔から御利益ばかり頂いておりまして・・・。なのに!!!大阪天満宮行く→手水舎で清める→本殿でお賽銭入れる→二礼二拍手一礼でお願い事を心の中で唱える。毎度これしかしていません!天神祭が有名なのに行ったことがない!
それでも天神さんにはお世話になっているということだけは心にあったからでしょう。大阪土産専門店として職場の方から教えてもらっていた天神橋筋商店街の天神さんの近くにある「天満天神MAIDO屋」さん(詳細は大阪天満宮シリーズの投稿最後にお知らせします!)が今回「天満天神七不思議巡り」というイベントを計画してくださり是非とも知りたいと思い参加してきました。
参加者は20人強。大阪で取れたお魚やお野菜を使って作られたお弁当(難波魚菜 色葉さんがこの日のために作ってくださったお弁当で普段は仕出し弁当は一切作っていないそうです)を頂きながら菅原道真公と大阪天満宮ができた歴史を天満天神御伽衆(てんまてんじんおとぎしゅう/天神祭などのボランティアガイドさん)のお話しで軽く学びました。
ポイントは菅原道真公が太宰府に左遷される前日におばに逢いに行き大将軍社にお参りしてから太宰府に旅立ったこと、太宰府で菅原道真公が亡くなってから天変地異が続き道真公の祟りと考えられ天神信仰が生まれたこと、ある日の夜に大将軍社の前の七本松が光り輝いたためそこに天満宮を造営したこと、江戸時代には7回も火事に遭いその都度作り直しているが、最後の火事(大塩平八郎の乱)から後は明治~昭和の戦禍も免れ現在まで維持できていることを知っていれば大阪天満宮の見方に変化が生まれるということでした。
そして大阪天満宮へ移動。次の記事から七不思議巡りのスタートです。
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。