遮断機が下りる、遮断桿が下りる~踏切の勉強④表現
2017OGコンビ「ヤスコとありこ」のありこでございます。
踏切の勉強③(☆☆☆)の続きです。
図書館で踏切さんが登場する絵本を借りました。
☆ふみきりくん えのもとえつこ/文 鎌田歩/絵~福音館書店
はたらきもののふみきりくんの1日のお話です。
本を開いてすぐは、ふみきりくんの紹介。
「ふみきりくんにはながいしゃだんきがついていて、でんしゃがくるとしゃだんきをおろします。」(原文要約)
ん?
「ながいしゃだんき?」
「しゃだんきをおろす?」
確かに、踏切の勉強①(☆☆☆)では、「遮断機が上がる途中の写真です」とワタクシも表現しています。
でも、「遮断桿(しゃだんかん)」を知ってしまった今、
「ふみきりくんには、ながいしゃだんかん(遮断桿)がついていて、でんしゃがくるとしゃだんかん(遮断桿)をおろします。」の方がワタクシにはしっくりきます。
新聞記事を検索してみました。
新聞でも「遮断機が下りる」の表現でした。
「遮断機のバー」というのも見られました。
では、阪急電鉄HP内はどうでしょう。(☆☆☆)
「踏切における安全性向上対策」の項に「遮断桿が完全に降下しない場合‥」と「遮断桿」が!
やった!遮断桿だ!(保安官みたい)
みつけて、ほっとしました。
遮断機が下りる、遮断桿が下りる、
どちらも同じ意味。
本を開く、表紙を開く‥同じ
目を閉じる、瞼を閉じる、瞳も閉じる‥同じ
☆ふみきりかんかんくん 斉藤洋/作 武田美穂/絵~講談社
ふみきりさんきょうだい「かんかんくん」とふたごの妹「シャー」と「ダンキー」のお話です。
安全のためのお仕事の他に、遮断桿がカラスの滑り台になったり、遮断桿にこいのぼりがひっかかったりといったハプニングも盛り込まれていて、ふみきり3きょうだいが生き生きと描かれています。
ワタクシの踏切さんに対する理解の浅さを認識させてくれた2冊でした。
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