時代祭で京の風俗を紐解きましょう...!
みなさま、こんにちは。ゆうからです。
今日10月22日は京都の三大祭りの1つ、【時代祭】でした!毎年10月22日に行われるようになったのは、平安京を作られた桓武天皇が長岡京から都を移した日だからなのだそう。
京都の三大祭りの【祇園祭】は鎌倉時代の末期から【葵祭】はなんと平安時代からあったのに対し、【時代祭】は明治時代に出来たお祭りです。(それでも120年余の歴史があります)
平安神宮が明治時代にでき、記念行事として祭りが始められたのですが、なんとか盛大にしよう京都の風俗を遡る時代行列が行われるようになったそう。
そんな歴史の短い【時代祭】がどうして三大祭になれたのかということに、ゆうからは疑問を持っていたのですが...
見ればわかる!!!そのすごさに!!と思いました。
再現することにこだわっているだけあって、色とりどりの衣裳や、道具はその時代から持ってきたようですし、2時間の間にまるで歴史の絵巻物を見ているかのような気分になります。
さあ、"バーチャル時代祭"しましょう!
(1)名誉奉行
トップを飾るのは京都市長をはじめとする方々。馬車に乗って登場します。
(2)明治維新時代
維新勤王隊列は紫の袴に白い鉢巻、凛々しい顔で隊列を組んでいました。維新志士列は坂本龍馬、西郷吉之助(隆盛)、高杉晋作など幕末の偉人がずらりと並びます。
(3)江戸時代
「徳川城使洛列」と「江戸時代婦人列」があります。なんといっても十二単の和宮様が目を惹きます。
(4)安土桃山時代
豊公参朝列には、なんと現代の京のまちに牛車が登場します...!迫力がすごいです。織田公上洛列では、維新の時のように戦国武将もずらっと並びます。
(5)室町時代
室町幕府執政列は、足利将軍をはじめ細川氏、山名氏が並びます。なんといっても色が鮮やかで楽しませてもらえますよ(^^)
(6)吉野時代
吉野時代、というのは初めて聞きましたが、南北朝時代のことだと思われます。楠公上洛列は、楠木正成をはじめとする行列が、中世夫人列では大原女や桂女、静御前が並びます。
(7)鎌倉時代
城南流鏑馬列が並びます。流鏑馬なのでたくましいお馬さんと殿方が。
(8)藤原時代
いわゆる平安時代は、貴族の時代。藤原公卿参朝列は厳かな装いで、平安時代夫人列は麗しい装いが見れます。巴御前...美しすぎます。
(9)延暦時代
延暦時代は坂上田村麻呂の時代。延暦武官行進列と延暦文官行進列があり、それぞれの違いが面白いです。
(10)神饌講社列
時代祭当日の神様へのお供え物を奉献する方々の行列です。白で統一されていて恰好よかったですよ~!
(11)前列
神幸列に前行するため前列というそう。小さな子の極彩色の衣裳がとってもかわいいです。
(12)神幸列
この行列の主役!御賢木や御鳳輩という目立つものもたくさんあって主役感があります。
(13)白川女献花列
季節の花を売り歩くのを業とする女性が白川女。咲き乱れた花を頭の上に持つ姿はとても綺麗でした...!
(14)弓箭組列
最後に来るのは弓箭組列。みなさん弓を持って凛々しいです。
このような感じでした...漫画ミュージアムのすぐ近くでみていたのですが、現代的な建物に逆に昔の衣裳をきた人々は映えるなあとしみじみ思ったのでした。
来年、もし見る機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね!
※経路はgooglemapが選んだルートで、最適ルートと異なる場合があります。
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この記事へのコメント(2)
OG・コトリス2018年10月23日 12:42
時代祭、まだ行ったことがないんですがゆうからさんの記事で、私もお茶の間で時代祭の雰囲気に浸ることができました!まさにバーチャル!
明治から時代を遡っていくお祭りなのですね〜。
ゆうから2018年10月24日 21:44
コトリスさんお久しぶりです、お元気ですか?そう思って頂けることが一番うれしいです…!ありがとうございます。そうなのです!時代祭はすぐ交通規制が解けるのでまるで夢を見ていたかのようでした(^^)