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車両図鑑

9300系

9300系

9300系は、9000系と同様に「すべてのお客様に快適な移動空間」をコンセプトとして、「快適な車内空間の提供、優れたサービス機器の導入、交通弱者に対するバリアフリー」を重点仕様として建造した車両です。京都線で運用しています。

前面の後退角を既存の車両よりも大きくし、アクセントとして上部に額縁形状を取り入れています。前頭部は既存車両と同じく中央に妻開戸(貫通路)を設けた貫通形です。
客室は、伝統的な木目調の壁とグリーンのシートを継承して落ち着きのある雰囲気を保ちつつ、室内構造は新設計とし、室内天井高さの拡大や、側窓・側引戸窓の大型化による採光と視野の拡大、足元空間を拡大した座席の採用などを行っています。

特記事項

側窓

長さ1,385mm、高さ1,040mmの大型ガラスを採用し、側入口間を一つの大型連続窓としています。また、既存の車両よりも上下方向に140mm拡大することにより、採光と視野の拡大を図っています。

側窓

座席

側入口間にクロスシートを配置し、一部は空気式転換機構を備えた転換クロスシートとしています。先頭車両の運転台後部と車端部にはロングシートを、中間車両の車端部には大阪寄りにクロスシートを、京都寄りにはロングシートを配置しています。
クロスシートは、座席詰物に成形ウレタンを使用したバケットタイプのシートとなり、座り心地も向上させました。また、シート生地には柄つきのモケットを使用しています。
座席下のヒータは吊り下げ式を採用することにより、座席下がオープンスペースとなりました。足元にゆとりを持たせた座席空間を提供し、車内の雰囲気を変えています。

座席

車両諸元

車両形式 9300系
運用線区 京都線
製造初年 2003年10月
定員(座席定員) 130(47)
最大寸法 長さ×幅×高さ 18,900×2,800×4,095(mm)
車体材質 アルミ
台車 FS-565
主電動機 200kW×4
空気ブレーキ方式 HRDA-1
電気ブレーキ方式 回生ブレーキ
  • 代表的な形式や数値を記載しています。
  • 運用線区については、現在運用している線区だけでなく、運用可能な線区についても記載しています。

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