宝塚南口駅に構外エレベーターを設置しました
さらなる駅の利便性向上を求め
2015年3月に宝塚南口駅バリアフリー化工事が竣工しました。
工事着手前の宝塚南口駅にはエレベーターはありましたが、構外コンコースと構内コンコースを直接結ぶものであったため、お客様が自由にご利用できない不便なエレベーター(駅員の呼び出しが必要)でありました。
お客様からも単独で自由に利用できるエレベーターへの改善要望をいただいておりましたので、改修の運びとなりました。
工事は店舗スペースを廃止し、1階と2階を接続する構外エレベーターを新たに設置しました。その結果、構外用と構内用のエレベーターをそれぞれ独立させることができ、それらを乗り継ぐことで、構外から駅ホームまでスムーズに移動していただくことが可能となりました。
構外エレベーターの設置に合わせ、多機能トイレ・列車接近警告表示装置の設置、券売機カウンターの改修工事等も行い、より快適な駅に生まれ変わりました。
阪急電鉄では、今後も駅のバリアフリー化など安心、快適に駅を利用していただくための改善に取り組んでまいります。
「ありがとう」その言葉が最大のやりがいです
始めに、工事期間中お客様やご近隣の皆様方には、駅階段の一部縮小や道路の規制等、大変ご迷惑をお掛けいたしましたが、ご理解とご協力をいただきましたこと感謝申し上げます。
工事は駅部の限られたスペースでの作業ということで、お客様への影響を最小限にとどめるよう細心の注意を払って工事にあたりました。特に仮囲い設置場所や施工順序について関係先との調整を行い、無事に竣工を迎えることができました。
供用開始当日、お客様から「利用しやすくなった」「ありがとう」等の声をいただき、担当者として大変喜ばしく感じています。今後もお客様に駅を安心、快適に利用していただけるよう取り組んでまいります。
※ 記載の内容は、2015年9月時点での情報です。

阪急設計コンサルタント(株)
工事監理部
飯田 優也 (右)
第二建築部
津久井 健太(左)